「ロボットアームで抱きしめて(仮題)」作曲とボーカル担当・塙裕介からのコメント(2008年5月31日)

  このたび、星出に応援歌を贈るにあたって、結果的にとても多くの方に参加していただきました。
  松本零士先生はもとより、演奏、コーラス、イラスト、動 画、web制作・・。
  また、星出と僕が寮生活を共にした学園では、在校生全員が歌ってくれました。
  歌を作った当初は、これらすべての出来事をまるで想像 していませんでした。

  歌を中心に集まってくれた方々の中にある思惑は、さまざまでしょう。でも、ひとつだけ共通点があることに、あるときふと気づきました。
  皆、星出の夢のよ うな生き様と、自分自身の夢をどこかで重ね合わせているのです。
  その重ねた想いを託した歌が、夢の実現に向かう星出と共に宇宙へと飛び立つ・・。
  そんな イメージにワクワクし、夢よ届け♪と胸躍らせているのです。
  ですから、今回の作品は名前の記されていない人も含め、参加したたくさんの人が持つ「きぼう」の集合体です。
  みんなの想いひとつひとつがモジュールとな り、あとからあとから合体して大きくなっていったこの歌の姿は、
  まさに宇宙ステーションさながらです。
  そんな不思議な現象によって、歌は今の形に成長しましたが、僕や梅村は、あくまでそのきっかけを作ったに過ぎません。

  追記:歌がウェイクアップコールになったことを受けて(6月5日)

  星出が、ロボットアームを使った最も重要な任務を背負った日の朝、宇宙飛行士のお目覚めソングとして僕らの歌が、
  NASAよりディスカバリーに向けて流 されました。
  「宇宙で流れた」「NASAから流れた」「世界中に流れた」いくら聞いても、僕らにはピンと来ないスケールの話です。
  僕たちは、歌が流れたステージの大小そのものとは関係なく、
  星出がこの歌をとても大切に扱ってくれた優しい心遣いに胸を打たれました。
  宇宙飛行士である彼は、もちろん素晴らしいですが、それ以前に、人間としての星出彰彦を友人として誇りに思います。
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