塙 裕介

  『宇宙』というテーマから安易に想像するような、前衛的、近未来的な曲にはしたくありませんでした
  星出くんと寮で寝食を共にしていたのは、もはや四半世紀も前のことです。
  言葉どおり「同じ釜の飯を食った」思い出は、我々とってはノスタルジー。
  そのような観点から、どこか懐かしい匂いのする曲作りを目指しました。
  「宇宙な〜んて〜♪」のフレーズは、ポンと地上から跳ね上がるイメージで。
  「直線〜400キロ〜〜♪」の部分は、ゆっくりと宇宙に向かって上昇してゆく感じを表現しました。
  三拍子にしたのは、フワフワと心もとないながらも、どこかに優雅さを保ったまま宇宙を漂っているイメージからです。
  また、星出くん自身の温厚な人となりを表現したかったため、できるだけスローテンポな曲になるよう心がけました。

  塙(作曲者)が梅村(作詞者)に対し、事前につけた注文

  詞の中に、「地に足がつかねぇ〜(宇宙だけに)」みたいなオチ(?)を用意して欲しいと依頼しました。
  星出とくんは、会話の中に(ささやかな)ユーモアを交えるのが大好きです。
  もし我々が彼に、宇宙に行った感想を聞いたとしたら・・、
  『興奮しちゃって地に足がつかなかったよ! ま、実際に地に足がついてないんだけどねぇ〜♪(キャハハ!)』
  と、いかにも言いそう! いや、言うに決まっています!!
  そんな友人ならではのイメージをどうしても歌の中に差し込みたいというのが、最大の「こだわり」でした。

       
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